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皮膚科医おすすめの顔にも使用できる保湿クリーム10選!
選び方や使い方も解説
コラム01

皮膚科医おすすめの顔にも使用できる保湿クリーム10選!選び方や使い方も解説

目次

肌の水分をしっかりとキープしてくれる保湿クリームは、日々のセルフケアにおいて重要です。 ただ、最近はさまざまなブランドから多くの保湿クリームが販売されており、どれがいいのか迷っている方も少なくありません。

この記事では、皮膚科医おすすめの顔にも使用できる保湿クリーム10選や選び方、使い方を解説します。
普段使用している保湿クリームに悩んでいる方、選び方が知りたい方はぜひ最後までご覧ください。

皮膚科医おすすめの顔にも使用できる保湿クリーム

皮膚科医おすすめの顔にも使用できる保湿クリーム

ここでは皮膚科医おすすめの顔にも身体にも使用できる保湿クリームを10選解説します。


どれもドラッグストアやバラエティショップなどで販売しているため、気になるものがあれば探してみましょう。

モイスチャライジングクリーム

モイスチャライジングクリーム
引用元:セタフィル

モイスチャライジングクリームは、乾燥肌・敏感肌向け保湿クリームで顔にも身体にも使用可能です。

肌なじみのよいコクのある保湿クリームでナイアシンアミド・パンテノール・グリセリンなどが配合されています。 高保湿ヴェールでうるおいを閉じ込めてバリア機能をサポートし、うるおい溢れる健やかな肌へ導いてくれるでしょう。

LIPSベストコスメ2024 下半期こだわりアワード ボディケア部門」伸びの良さ賞で3位を受賞しています。

エクストラ モイストクリーム

エクストラ モイストクリーム
引用元:Arouge(アルージェ)

エクストラ モイストクリームは、やわらかな肌が続く、深いうるおいを感じる濃密なクリームです。

肌荒れを抑える有効成分のトリプル配合により、敏感な肌をケアしてくれます。

いつものお手入れにプラスして使用するとより効果的に保湿効果を実感できるでしょう。 特に乾燥やカサつきが気になる方におすすめです。

ヘパトリート 薬用保湿ミルククリーム

ヘパトリート 薬用保湿ミルククリーム
引用元:ZETTOC STYLE(ゼトックスタイル)

ヘパトリート 薬用保湿ミルククリームは、肌の水分保持機能を高めて濃密なうるおいで乾燥から守り、なめらかな素肌に整える薬用保湿ミルククリームです。

なめらかミルクと濃厚クリームがとろけるように肌になじみ、乾燥に負けないふっくらしっとり肌を目指せます。

また、肌荒れ有効成分「グリチルリチン酸ジカリウム」が乾燥、肌荒れ、ニキビを防ぎ、キメを整えます。 敏感肌にも使える低刺激処方で便利な大容量ポンプタイプであるため顔、全身に使用可能です。

モイスチュア クリーム

モイスチュア クリーム
引用元:カルテHD

モイスチュア クリームは、濃密なうるおいで肌を守ってくれる高保湿クリームです。

コクのあるなめらかなテクスチャーとやさしい使い心地で、 荒れた肌を包み込むようになじみ、しっとりとした肌に整えてくれます。 エモリエントオイルとワセリンが絶妙なバランスに配合されており、べたつかないのに長時間しっかりとしたうるおい効果を実感できるでしょう。

薬用バーム

モイスチュア クリーム
引用元:IHADA(イハダ)

イハダの薬用バームは、ワセリン特有のべたつきを解消したソフト&エアリーな使い心地です。

普段のお手入れにプラスアルファで目元や口元など、特に乾燥が気になる部分には重ねづけするとより効果的となっています。

バームは肌表面の保護効果が高く、化粧水や乳液の成分を肌の内側に閉じ込めて効果を引き出すパワーがあるため、スキンケアの最後に使用するのがおすすめです。

潤浸保湿 フェイスクリーム

潤浸保湿 フェイスクリーム
引用元:キュレル(Curel)

潤浸保湿 フェイスクリームは、潤い成分配合で角層まで深く潤い、肌荒れを防いでくれます。

潤い成分は角層まで深く届き、肌荒れしにくくふっくらと吸いつくような潤いに満ちた肌になれます。 顔の中心から外側へ顔全体にやさしくなじませ、乾燥が気になる部分にはもう一度置くように重ねづけるように使用しましょう。

スキンリペアクリーム

スキンリペアクリーム
引用元:d program(dプログラム )

スキンリペアクリームは、敏感肌研究50年のdプログラムから発売されています。

肌荒れ予防ケアとうるおい密封の両方の効果が期待でき、しっとりなめらかな美肌へ導く薬用クリームです。

使い心地は角層の深部にうるおいを閉じ込め、肌表面はサラっとべたつかないこだわりのテクスチャーとなってます。 厳選成分のみを配合しており、敏感肌の方でも安心して使用できます。

モイストエッセンスクリーム

モイストエッセンスクリーム
引用元:ink.(インク)

モイストエッセンスクリームは、サロン技術から生まれた日本最高濃度の「ヒト型セラミド」原料原液配合の高保湿クリームです。

ヒト型セラミドはセラミドのなかでもとくに肌馴染みがよく、保湿や保潤に優れた成分です。

業界初の5%配合で、伸びのよいなめらかなテクスチャー。 べたつきもなく潤いが肌にとどまり、乾燥や肌トラブルから肌をしっかり守り、美しい素肌へと導きます。

肌をうるおす 保湿クリーム

肌をうるおす 保湿クリーム
引用元:松山油脂

肌をうるおす 保湿クリームは濃厚な質感で肌の潤いを持続させる保湿クリームです。

ヒト型セラミドと水分保持量を高める大豆由来成分、肌をやわらかく保つエモリエント成分スクワランが配合されています。 これらの成分が水分の蒸散を防ぎ、乾燥が気になるときや湿度が低い季節でも潤いを閉じ込めて、翌朝までしっとりとした肌を保ちます。

敏感肌用クリーム

敏感肌用クリーム
引用元:無印良品

敏感肌用クリームは無印良品の天然由来成分100%にこだわった低刺激性のスキンケアシリーズのクリームです。

うるおい成分として3種の植物エキスと敏感肌に不足しがちなセラミドや5種のアミノ酸を配合し、うるおいを閉じ込め健やかな肌に整えます。

化粧品で肌に刺激を感じたことがある方やマスクの摩擦で肌荒れがしやすい方におすすめです。

保湿クリームの選び方

保湿クリームの選び方

現在、さまざまな種類の保湿クリームが販売されていますが、自分に合う選び方を6つ解説します。
保湿クリームの選び方に迷ったらぜひ参考にしてください。

乾燥肌には高保湿成分配合

乾燥肌の方の場合は、高保湿成分配合のクリームを選びましょう。

おすすめの代表的な配合成分は以下の6つです。

  • セラミド
  • ヒアルロン酸
  • コラーゲン
  • アミノ酸
  • グリセリン
  • スクワラン など

この成分のなかでも特におすすめなのは「セラミド」です。

セラミドは肌の表面で水分を閉じ込める役割がある細胞間脂質の半分以上を構成する成分です。
セラミドは「セラミド+英字」「セラミド+数字」で表記されていることが多いため、保湿クリームを選ぶ際には表示をチェックしてみましょう。

医薬部外品や医薬品

保湿クリームを購入する場合は医薬部外品や医薬品と記載のあるものを選びましょう。

医薬部外品と医薬品の意味はそれぞれ以下のとおりです。

医薬部外品 医薬品
・病気の予防が目的
・有効成分が配合されており効果が期待できる
・病気の治療が目的の薬
・医師の処方箋や薬剤師からの説明が必要

一方で化粧品はあくまでも美容と清潔が目的のものであり、効果は医薬部外品よりも効果を実感できない場合があります。
より効果を実感したい場合は、医薬部外品や医薬品を選ぶとよいでしょう。

刺激になりにくい油性成分

特に敏感肌の方は、刺激になりにくい油性成分が含まれている保湿クリームがおすすめです。

油性成分は肌の潤いが逃げないように蓋をしたり、乾燥した肌を柔らかくしたりする効果が期待できます。 しかし、油性成分のなかには刺激を感じてしまう場合もあるため、ワセリンやスクワランのように刺激になりにくい成分を選ぶようにしましょう。

使用感

保湿クリームには、しっとりしたものやさらさらとしたものといったように、さまざまな使用感があるため肌質や使用タイミングに合わせたものを選びましょう。

  • 乾燥肌:しっとり
  • 脂性肌:みずみずしいジェル
  • 朝に使用する:さっぱり
  • 夜:しっとり など

使用感は保湿クリームを付けたあとの肌質や感覚に影響します。
そのため、肌質や使用タイミングだけではなく、使用後のべたつきが苦手な場合はさっぱりしたものを選んでもよいでしょう。

肌悩みに合わせた成分

肌の悩みに会わない成分は肌トラブルを引き起こす原因にもなるため、自分の肌悩みに合わせた成分を選ぶようにしましょう。
肌悩み別のおすすめ成分は以下のとおりです。

肌悩み おすすめ成分 詳細
敏感肌 抗炎症成分
保湿成分
・肌が荒れやすくなっているため抗炎症成分や保湿成分がおすすめ
・抗炎症成分はアラントインやツボクサエキスがおすすめ
・保湿成分はセラミドやヒアルロン酸がおすすめ
美肌を目指したい ビタミンC
トラネキサム酸
・美肌を目指すならビタミンCが積極的に取り入れる
・美肌効果が期待できるトラネキサム酸やレチノール(ビタミンA)もおすすめ
・ビタミンCやレチノールは乾燥しやすいため敏感肌の方は注意
乾燥による小じわやハリの改善 ナイアシンアミド
レチノール配合
・水分量や皮脂の分泌量が減少している場合はナイアシンアミドやレチノールがおすすめ
・レチノールは乾燥しやすいため敏感肌の方は注意

使用タイミング

保湿クリームは、使用タイミングで成分を使い分けるのがおすすめです。

例えば、朝やメイク前はさっぱりとした使い心地で、紫外線から肌を守ってくれるビタミンC配合の保湿クリームがよいでしょう。 ビタミンCは、紫外線が肌に当たることで大量発生する活性酸素の働きを抑えてくれます。
また、夜や就寝前は集中的なケアができるように、しっとりとして顔に長時間とどまってくれるようなテクスチャーでレチノールやハイドロキノン配合がよいでしょう。

レチノールやハイドロキノンは、紫外線に当たることで効果が失われたり、シミが濃くなったりする可能性があるため、紫外線を浴びない夜の使用が適切です。

保湿クリームの正しい使い方

保湿クリームの正しい使い方

ここでは、正しい保湿クリームの使い方を解説します。
ぜひ今日から保湿クリームを正しく使ってみましょう。

塗るタイミング

保湿クリームを塗るタイミングが顔はスキンケアの最後、身体は入浴後10分以内がおすすめです。

顔は化粧水・美容液・乳液を使用したあとに保湿クリームを使用します。 化粧水や乳液などで肌を整えたあとにうるおいを閉じ込める蓋の役割が保湿クリームです。

身体は適度な水分が肌に残っている入浴後10分以内に塗るようにしましょう。
また、入浴後は角質も柔らかいため、保湿クリームの成分が浸透しやすいです。

用法用量も守って使用する

一度に使用する保湿クリームの量は目安が製品によって異なります。

しっかりと保湿したいからという理由でたっぷり使用する方もいますが、肌に浸透する成分量には限りがあります。

そのため、たくさん使用したからといって多く浸透するわけではありません。
また、脂性肌の方は保湿クリームを使い過ぎるとニキビや肌荒れの原因になる可能性があるため注意しましょう。

優しく塗り広げる

保湿クリームは手のひらで優しく塗り広げるようにしましょう。

力を入れて塗り広げてしまうと、摩擦が発生し肌へのダメージになります。 全体的に塗り広げられたら、そっと手のひらで包むようにして馴染ませましょう。

体温でゆっくりと保湿クリームを温めることで、より浸透しやすくなるためおすすめです。

保湿クリームについてのよくある疑問

保湿クリームについてのよくある疑問

最後に、保湿クリームについてよくある疑問を2つ解説します。
どうしても分からないことがあれば、皮膚科やドラッグストアのスタッフなどに相談してみましょう。

皮膚科ではどのような保湿クリームをもらえる

皮膚科では、肌荒れや乾燥など肌の状態や悩みに応じた保湿クリームを処方、または購入できます。

市販の保湿クリームでは治らなかった肌悩みでも、皮膚科で処方する保湿クリームは医薬品になるため、効果が期待できます。 症状がひどい場合はステロイド外用薬を処方してもらえることもあるでしょう。

保湿クリームで刺激を感じるときはどうしたらいい?

保湿クリームで刺激を感じるときは、一度成分表をチェックしてみましょう。

アルコール・合成香料・着色料などは刺激を感じやすいため、これらが含まれていない保湿クリームを使うのがおすすめです。
刺激を感じやすい成分が含まれていない敏感肌用の保湿クリームでも刺激を感じる場合は、白色ワセリンを使用してみましょう。 白色ワセリンとは高精製なワセリンを指し、不純物を含まないため超敏感肌の方でも刺激を感じにくいです。

それでも刺激を感じる場合は皮膚科を受診してみましょう。

まとめ

この記事では、皮膚科医おすすめの顔にも使用できる保湿クリーム10選や選び方、使い方を解説しました。 保湿クリームは肌の状態や医薬品の有無、使用感などをもとに探すのがおすすめです。 また、正しい使い方も解説しているため、ぜひ今日から保湿クリームの使い方を見直してみましょう。

わたなべ皮膚科は、一般皮膚科と美容皮膚科の両方に対応しており、皮膚のお悩みはなんでも相談できる場所です。 皮膚について少しでも気になる点や悩みがあればぜひ一度ご相談ください。

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