皮膚科医おすすめのボディソープ10選!
選び方と正しい身体の洗い方を解説
コラム02

目次
日々のお風呂で使用しているボディソープはどのように選んでいますか? 最近は多種多様なボディソープが販売されており、どれがいいのか迷っている方もいるでしょう。
この記事では、皮膚科医おすすめのボディソープ10選や選び方、正しい身体の洗い方を解説します。 皮膚科医おすすめのボディソープを知りたい方、選び方を迷っている方はぜひ最後までご覧ください。
皮膚科医おすすめのボディソープ10選

ここでは皮膚科医おすすめのボディソープを10選解説します。
どれもドラッグストアやバラエティショップなどで販売しているため、気になるものがあれば探してみましょう。
ボディシャンプーゴートミルク

引用元:Leivy(レイヴィー)
ボディシャンプーゴートミルクは、レイヴィーボディシャンプーシリーズで一番人気のヤギ乳配合弱酸性ボディソープです。
保湿成分のゴートミルクと整肌成分のミルクプロテインが配合されています。 ゴートミルクは牛乳と比べ脂肪球がとても小さく、保湿成分が角質層まで浸透するため、肌の潤いを長時間保ちます。
そしてミルクプロテインの保湿ベールで、ゴートミルクで浸透させた潤いを逃しません。 サイズも110ml~2000mlと幅広く選べ、家族全員でたっぷりと使用できるでしょう。バウンシア ボディソープ

引用元:牛乳石?共進社株式会社
バウンシア ボディソープの特徴は、優しく包み込むバウンシア史上最高の濃密泡クッションです。
誰でもCMのようなもっちり濃密泡を作れる新エクストラリッチフォーム処方を採用し、素早くたっぷりの泡立ちとクリーミィな泡質の両立を実現させています。
もっちり濃密泡はきめ細かいため、ごしごしと洗わなくても毛穴の汚れまでしっかりと落としてくれます。 香りはホワイトソープとエアリーブーケの2種類でどちらも優しく香るため、男性でも女性でも安心して使用できます。ケアセラ 泡の高保湿ボディウォッシュ

引用元:ロート製薬
ケアセラ 泡の高保湿ボディウォッシュは、うるおいを守って洗い上げる泡タイプのボディソープです。
ポンプから泡がでてくるため、泡立てる手間がありません。
うるおい成分発酵セラミドプラスを含む8種の天然型セラミドを配合しており、しっとりなめらかな洗い上りになります。 こちらは身体はもちろん顔への使用も可能です。クリームケア ボディウォッシュ W濃厚保湿

引用元:NIVEA
クリームケア ボディウォッシュ W濃厚保湿は、ニベアのスキンケア発想から生まれたW濃厚保湿処方の液体ボディウォッシュです。
ボディミルク成分とシアバター配合で、クリームのような濃厚な泡でやさしく洗い上げます。 洗ったあともボディミルク成分(グリセリン・ジグリセリン)が残るため、しっとり感が長く続きます。
好みに合わせて選べるヨーロピアンホワイトソープやフレンチガーデンローズ、イタリアンプレミアムハニーなど5種類の香りがあり自分好みのものが見つかるでしょう。ボディウォッシュ プレミアム モイスチャーケア

引用元:ダヴ(Dove)
ボディウォッシュ プレミアム モイスチャーケアは、リッチなクリーミー泡でうるおい肌へ導くボディウォッシュです。
うるおいをたっぷり含んだキメ細かな濃密泡が特徴。
瞬間浸透・うるおいミルク・トリプルセラミド配合で、身体を洗ったあとだけではなく、お風呂上がりもうるおいが続きます。
泡で出てくる ミルキィボディソープ

引用元:ミルキィ
ミルキィボディソープは、クリーミィな泡で赤ちゃんから大人まで家族みんな心地よく使えます。
シアバター・スクワラン配合でお肌のうるおいを守り、すべすべ肌を目指せます。
また、1プッシュで従来品の3倍の泡量が出てくる「たっぷり泡ポンプ」を採用しており、たっぷりの泡で身体を撫でるように洗えるでしょう。
フォーミングソープ D

引用元:NOV(ノブ)
フォーミングソープ Dは、お肌のうるおいを逃さずに汚れをしっかり落とす、肌へのやさしさを追求した低刺激性泡状石けんです。
押すだけ簡単に泡で出てくるポンプ式を採用しており、乾燥して敏感になったお肌をきめ細かな弾力のある泡でやさしく洗えます。
肌のことを考えた植物性油脂成分で精製度の高い、高級脂肪酸のみを使用しています。 洗浄後も肌に残りにくく、刺激になりにくいため全身だけではなく、顔にも使用可能です。ユースキンシソラ ボディシャンプー

引用元:ユースキン
ユースキンシソラ ボディシャンプーは、うるおい成分であるしその葉エキスを配合した、顔・からだ用液体洗浄料です。
ソフトな泡立ちで、外部刺激に敏感なピリピリ肌のうるおいをまもってやさしく洗う、ソフトウォッシュ処方で肌にやわらかな使用感です。 洗い上がりの肌はすべすべ・しっとりとして嫌なつっぱり感もありません。 カサつく肌にはもちろん、敏感な頭皮の洗浄にも使用可能です。
ミノン全身シャンプー(しっとりタイプ)

引用元:ミノン(MINON)
ミノン全身シャンプー(しっとりタイプ)は、乾燥による肌あれから頭皮のふけ・かゆみまで防ぐ薬用全身シャンプーです。
うるおいを奪いすぎずに汚れを落とし、洗いあがりの肌はしっとりつるつるです。
肌あれを防ぐ薬用処方(有効成分配合)でアレルギーの原因物質を極力カットしているため、赤ちゃんから高齢の方まで使えます。 また、同じミノン全身シャンプーシリーズで皮脂やニキビが気になる方向けのさらっとタイプや、泡ポンプタイプもあります。無添加ボディソープ

引用元:カウブランド無添加(COW)
無添加ボディソープは、天然由来石けん成分と肌にやさしい天然由来アミノ酸系洗浄成分配合です。
のびのよいクリーミィな泡がたっぷり出てくるため、摩擦をできるだけ避けて素手でなでるようにやさしく洗えます。 アミノ酸系洗浄成分配合で、アミノ酸は皮膚を構成しているたんぱく質の素になる生体関連成分です。
そのためアミノ酸系洗浄成分は、お肌に刺激が少なくやさしく洗い上げることができる点が特徴です。ボディソープの選び方

現在、多種多様なボディソープが販売されていますが、自分に合う選び方を5つ解説します。
ボディソープの選び方に迷ったらぜひ参考にしてください。
洗浄力の高さ
ボディソープを選ぶ際には肌へのやさしさはもちろん、しっかりと皮脂汚れを落としてくれる洗浄力の高さも大切です。
ボディソープには汚れを落とすために界面活性剤が含まれていますが、主にアミノ酸系と石鹸系の2種類に分かれています。
乾燥しやすい方にはアミノ酸系がおすすめです。
アミノ酸系の界面活性剤は洗浄力がマイルドではありますが、必要以上にうるおいを洗い落さないため乾燥を防げます。皮脂汚れが気になる脂性肌の方には石鹸系がおすすめです。 石鹸系は弱アルカリ性で洗浄力が強く、さっぱりとした洗いあがりになります。
含まれている保湿成分
ボディソープには洗いあがりにつっぱり感がでにくいように、保湿成分が配合されていることが多いです。
保湿成分としては、ヒアルロン酸・セラミド・スクワラン・グリセリン・はちみつなどがおすすめです。 パッケージにどういった保湿成分が配合されているのか記載されているため、しっかりとチェックしておきましょう。
香料の有無
ボディソープは石鹸やフローラルの香りのものがありますが、香料には注意が必要です。
香料は肌トラブルを起こす可能性があります。
香料=危険といったわけではありませんが、敏感肌の方は無香料か敏感肌用と記載のあるものを選ぶと安心でしょう。
肌質に合ったもの
肌質には大きく、乾燥肌・敏感肌・脂性肌の3種類に分かれています。
それぞれに最適な成分があるため解説します。
乾燥肌さんにはアミノ酸系
乾燥肌の方には洗浄力が優しく、必要以上にうるおいを洗い流さないアミノ酸系がおすすめです。
乾燥肌の方は皮脂分泌が少ない場合が多いため、高い洗浄力がなくても十分汚れを洗い流せます。 アミノ酸は肌の角質層の天然保湿因子に含まれている成分であるため、肌への刺激になりにくいです。 アミノ酸系成分の名称としては、アスパラギン酸・アラニン・アルギニン・イソロイシン・グリシン・グルタミン酸などがあります。
敏感肌さんには保湿成分配合
敏感肌の方には肌への負担を軽減してくれる保湿成分が配合されているものがおすすめです。
敏感肌の方は、肌バリアの機能が低下しており刺激に弱くなっている状態であるため、肌の負担を軽減してくれる水溶性保湿成分が含まれているものを選びましょう。 水溶性保湿成分で有名なものはグリセリン・BG(プチレングリコール)・DPG(ジプロピレングリコール)などです。
脂性肌さんには高洗浄力
脂性肌の方には洗浄力が高くさっぱりとした洗いあがりになる石鹸系がおすすめです。
脂性肌の方は皮脂分泌が多く、洗浄力がマイルドなものを使用すると十分に皮脂を洗い流せない可能性があります。
石鹸系は洗浄力が高いため皮脂もしっかりと落としてくれるでしょう。 石鹸系成分の名称としては、石鹸素地・カリ石鹸素地・カリ含有石鹸素地・脂肪酸・水酸化Naなどがあります。ニキビ・アトピー・かゆみなど悩みに合ったもの
ニキビ・アトピー・かゆみなどの肌悩みを抱えている方は、このような悩みにあったものを選ぶとよいでしょう。
それぞれの肌悩みに合うボディソープは以下のとおりです。
- ニキビ:刺激が少なくグリチルリチン酸やサリチル酸などの薬用成分が配合されたもの
- アトピー:洗浄力が強いものは避けてセラミドやヒアルロン酸などの保湿成分が配合されたもの
- かゆみ:保湿成分やアミノ酸系洗浄成分、抗ヒスタミン成分が配合されたもの
このような成分を使ったボディソープを使用しても、刺激を感じたり症状が悪化したりする場合もあります。 また、あくまでもボディソープであり、薬ではないためニキビやアトピー、かゆみを確実に治してくれるわけではありません。
症状が悪化したり長期間改善しなかったりする場合は放置せず、皮膚科を受診しましょう。
乾燥を防ぐ正しい身体の洗い方と注意点

普段なんとなく使用することが多いボディソープですが、正しい身体の洗い方があります。
最後に乾燥を防ぐ正しい身体の洗い方と注意点を解説します。
正しい身体の洗い方
いつもなんとなく身体を洗っているかもしれませんが、間違った洗い方をすると肌に合ったボディソープを使用しても肌に負担をかけてしまうことがあります。
正しい体の洗い方は以下の4ステップです。
- お湯は人肌程度の36~38度に設定する
- 2~3プッシュしたボディソープはしっかりと泡立てる
- 泡を伸ばすように優しく身体を洗う
- 身を洗ったらすぐに掛け湯で泡を流す
熱すぎるお湯は必要な皮脂やうるおいまで流れてしまい、乾燥の原因になります。 36~38度のお湯ではぬるいと感じる場合は、高くても40度までに設定するようにしましょう。 また、ナイロン製のスポンジやタオルはしっかり洗えているように感じるかもしれませんが、肌への刺激が強いです。 使用はできるだけ避けてコットンや手のひらで優しく洗うようにしましょう。
洗い終わりにも注意が必要です。
長時間ボディソープが身体に残っていると、どんどんうるおいが奪われてしまうため洗い終わればすぐに流すようにしましょう。 流す際にシャワーを使用すると水圧が強く肌への刺激になるため掛け湯や水圧を弱めたシャワーがおすすめです。注意点
身体を洗う行為は肌を健康・清潔に保つために大切ですが、特に乾燥に悩んでいる方はいくつかの注意点があります。
ボディソープはもっちりとした泡を作るように意識して、汚れを落とすためにごしごしと擦るのは避けましょう。 もっちりとした泡は手や身体用スポンジと肌の間に泡の層を作ってくれるため、摩擦を軽減してくれます。
また、身体を洗う前に湯船につかってしまうと肌がふやけ、摩擦による刺激に敏感になるため身体を洗ってから湯船に浸かるようにしましょう。まとめ
この記事では、皮膚科医おすすめのボディソープ10選や選び方、正しい身体の洗い方を解説しました。 現在、多種多様なボディソープが販売されているため、洗浄力の高さや保湿成分、香料の有無などを参考に自分に合うものを選ぶようにしましょう。
わたなべ皮膚科は、一般皮膚科と美容皮膚科の両方に対応しており、皮膚のお悩みはなんでも相談できる場所です。 皮膚について少しでも気になる点や悩みがあればぜひ一度ご相談ください。
コラムindexに戻る


