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ハイフ(HIFU)の効果はいつから?
長持ちさせる方法や注意点などを解説
コラム09

ハイフ(HIFU)の効果はいつから?長持ちさせる方法や注意点などを解説

目次

たるみや肌の引き締めに効果があるハイフ(HIFU)は、リフトアップ効果が期待できると人気の施術です。 イベントに向けてハイフを受けたい方のなかには、いつから効果が出るか気になっている方も少なくありません。

そこで、この記事ではハイフの効果はいつからなのか、長持ちさせる方法や注意点などを解説します。
ハイフに興味がある方、ハイフを受けようと思っている方はぜひ最後までご覧ください。

ハイフの効果の仕組み

ハイフの効果の仕組み

ハイフ(HIFU)は、高密度焦点式超音波を使用して、肌の深部や脂肪層に熱エネルギーを届ける美容施術です。

この熱エネルギーが真皮層やSMAS(表在性筋膜)層を刺激し、コラーゲンの生成を促進します。 コラーゲンの生成が促進されることによって、リフトアップや肌の引き締め、シワ改善といった効果が期待できます。 さらに、脂肪層に熱を加えることで脂肪細胞が破壊されるため、部分痩せにも効果的です。

ハイフの効果は、施術後すぐに見られる即時的なものと、コラーゲン生成が進むことで数週間から数カ月かけて現れる持続的なものがあります。 また、将来的にたるみを予防する効果もあり、年齢に応じたエイジングケア効果も期待できます。 切らない施術であるためダウンタイムが少ない点も魅力です。

わたなべ皮膚科のHIFU(ハイフ)について

ハイフの効果を実感できるのはいつから?

ハイフの効果を実感できるのはいつから?

ハイフの効果を実感できるタイミングは、肌の状態や症状など個人差が大きい部分があります。
ここではハイフの効果を実感できるタイミングや効果持続期間について解説します。

直後でも効果を実感できる場合もある

ハイフ(HIFU)は、施術直後から効果を実感できる場合もあります。

超音波エネルギーが真皮層やSMAS層に作用して、組織が収縮し肌が即時的に引き締まるためです。 特にリフトアップや小顔効果を感じやすいです。 このリフトアップや小顔効果は一時的なものですが、その後コラーゲン生成が進むことで持続的な改善が期待できるでしょう。

ハイフ後の一時的な効果の感じ方には個人差が大きく、施術後すぐに変化を感じられない方もいるかもしれません。
ただ、即時的な効果を実感できなかったとしても、時間経過と共に徐々に効果が現れるケースがほとんどです。

施術後1~3ヶ月が効果のピーク

ハイフの効果は施術後1〜3ヶ月がピークです。

施術後1ヶ月頃から徐々に効果が現れ始めることが多く、毎日鏡を見ていると実感しにくいかもしれませんが写真を撮っておくとより変化を実感できるでしょう。

ハイフの効果は施術部位や使用機種、ショット数、個人差などがあり、効果のピークが3ヶ月以降になる可能性もあります。 もし、3ヶ月を超えてもなかなか効果が実感できない場合は、一度施術を受けた病院を受診してみましょう。

ハイフの効果持続期間は?

ハイフの効果の持続期間は、一般的に6ヶ月〜1年程度です。

ただ、肌質や年齢、生活習慣によって持続期間は短くなったり長くなったりする可能性があります。 できるだけハイフ施術後の効果を維持するためには、紫外線対策や十分な保湿などのスキンケアが欠かせません。

また、定期的なメンテナンス施術を受けることで、効果を長期間保つことが可能です。 ハイフの効果を長持ちさせる方法については後ほど、より詳しく解説していきます。

ハイフの効果が出やすい人はいる?

ハイフの効果が出やすい人はいる?

ハイフの効果が出やすい人には、以下のような特徴があります。

  • コラーゲン生成が活発な若い人
  • たるみが軽度な人
  • 日々健康的な生活を送っている人
  • 皮膚が厚く脂肪層がしっかりとしている人 など

若い人はコラーゲン生成が活発なため、ハイフの効果が早く出やすいです。 施術前から肌に弾力があり、リフトアップや肌の引き締め効果をすぐに実感できることが多いです。 また、たるみが軽度な人もハイフの超音波エネルギーが真皮層やSMAS層に届き、即効性のある引き締めが得られるため、早期に改善を実感することができます。

逆に、たるみが進行している場合は、効果を感じにくく複数回の施術が必要になることもあります。 皮膚が厚く脂肪層がしっかりとしている人も、ハイフの効果が出やすい場合が多いです。 脂肪層がしっかりしていると超音波エネルギーが深部に届きやすく、より強い引き締め効果を実感しやすいためです。

ハイフの効果を長持ちさせる方法

ハイフの効果を長持ちさせる方法

ハイフは選び方や施術後の過ごし方によって効果を長持ちさせることができます。
ここではハイフの効果を長持ちさせる方法を3つ解説します。

半年に1回は施術を受ける

ハイフの効果をより長持ちさせたい場合は、半年に1回は施術を受けるようにしましょう。

ハイフの効果は時間とともに薄れていきます。 定期的な施術を通じてコラーゲン生成を促進し、肌の引き締めやリフトアップ効果が継続します。
また、年齢を重ねると肌の弾力が低下しやすいですが、定期的な施術で若々しい肌を維持することも可能です。 それだけではなく、ハイフを定期的に受けることで、次回施術時には前回よりも効果的な結果が期待できることもあります。

医療ハイフを選ぶ

ハイフには大きく医療ハイフとサロンハイフがありますが、ハイフは医療機関でのみ受けられる施術であり、サロンで受けるハイフは違法であるため適切なアフターケアが受けられない可能性が高いです。
安価であるという理由から、サロンハイフを選ばないよう気をつけましょう。

アフターケアをしっかり行う

ハイフ施術後のアフターケアをしっかりと行うことでも効果を長持ちさせることができます。
ここでは特に意識してほしいアフターケアを3つ解説します。

紫外線対策を徹底する

ハイフ施術後の効果を持続させるためには、紫外線対策の徹底が効果的です。

紫外線は肌の老化を促進し、せっかくのリフトアップ効果や肌の引き締め効果を弱めてしまう可能性があります。 施術後の肌は普段以上に敏感になっているため紫外線の影響を受けやすく、色素沈着や炎症のリスクが高まります。

外出時には日焼け止めクリームの使用はもちろん、帽子や日傘、サングラスなども活用して直射日光を避けるようにしましょう。 室内だからといって油断は禁物です。 室内でも窓から紫外線は侵入してくるため、UVカットフィルムの使用やカーテンを閉めるなどの対策がおすすめです。

肌に刺激を与えない

ハイフ施術後の肌はデリケートな状態にあるため、肌に刺激を与えないようにしましょう。

強い摩擦や過度な洗顔などの刺激は、肌のバリア機能を低下させ、赤みや炎症を引き起こす可能性があります。 洗顔時には、優しく泡立てた洗顔料を使用し、ゴシゴシ擦らずに泡で撫でるように丁寧に洗い流すことを心掛けましょう。

また、熱いお湯は避けてぬるま湯で洗顔することで肌への負担を軽減できます。 洗顔後の保湿ケアも大切です。刺激の少ない化粧水や乳液を使用して肌の潤いを保つことで、乾燥や外部刺激から肌を守ってくれるでしょう。 施術後の肌を労わることで、ハイフの効果を最大限に引き出し、トラブル予防効果も期待できます。

生活習慣や食事内容に注意する

ハイフの効果を長く維持するためには、生活習慣や食事内容に注意することも効果的です。

規則正しい生活リズムを保ち、十分な睡眠を確保することで、肌の再生力が高まり効果持続が期待できます。 バランスの取れた食事も不可欠で、ビタミンCやビタミンE、コラーゲン生成を促すタンパク質を多く含む食品を積極的に取り入れてみましょう。 このような栄養素は、肌のハリや弾力を保ってくれます。

ストレス管理も大切です。過度なストレスはホルモンバランスを崩し、肌トラブルの原因となります。 リラクゼーション法や趣味の時間を持つなど、自分なりのストレス解消法を見つけ、心身の健康を維持することもハイフの効果を長持ちさせるポイントです。

ハイフの副作用と注意点

ハイフの副作用と注意点

ハイフはメスを使用せず、ダウンタイムが少ない施術であるといわれていますが、副作用や注意点がないわけではありません。
ここではハイフの副作用と注意点について解説します。 ハイフを受けられない人についても触れているため、当てはまっていないか確認してみましょう。

ハイフを受けられない人もいる

ハイフは多くの人が受けられる施術ですが、一部施術が受けられない人もいます。

  • 妊娠中や授乳中の人
  • ペースメーカーや金属製インプラントを使用している人
  • 皮膚疾患がある場合や施術部位に開いた傷がある人 など

皮膚疾患に関しては、まず皮膚疾患の治療を受けることでハイフを受けられるようになる可能性があります。

また、過度に敏感肌の方や医師から施術が危険と判断された場合も施術は受けられません。 安全な施術を受けるためには、事前のカウンセリングで自身の健康状態を正確に伝えるようにしましょう。

デメリットやリスク

ハイフの施術には期待できる効果が多い一方で、いくつかのデメリットやリスクも存在します。

よくいわれるデメリットとして、個人差はありますが施術中に痛みを感じることです。 また、まれに皮膚が赤くなる、腫れる、一時的なしびれを感じるといったリスクもあります。
さらに、施術を繰り返すことで効果の持続が期待できる一方で、皮膚の負担が蓄積する可能性があるため、無理な頻度での施術は避けましょう。

主な副作用

ハイフの主な副作用としては、軽い痛みや腫れ、赤みなどです。

これらは通常、数日から1週間程度で改善しますが、まれに神経損傷や皮膚のこけが生じる場合もあります。 また、施術後に皮膚の感覚が鈍くなることもあります。

副作用を抑えるためには、信頼できる医療機関で施術を受けるようにしましょう。 そして、事前に説明のなかった症状が出た場合や、長期的に副作用が続くときは施術を受けた病院に連絡してください。

ダウンタイム中の注意点

ハイフは比較的ダウンタイムが短い施術といわれていますが、注意点もあります。

施術直後は肌が敏感な状態になっているため紫外線対策を徹底し、十分に保湿ケアを行いましょう。

また、過度な運動やアルコールの摂取は、炎症を悪化させる可能性があるため控えることをおすすめします。 そして、洗顔やスキンケアは優しく行い、刺激の強い製品の使用は避けるようにしてください。

ハイフで失敗しないための方法

ハイフで失敗しないための方法

せっかくハイフを受けるなら失敗したくないと思うのは当然です。
最後に、ハイフで失敗しないための方法を解説します。 ハイフを受ける前に必ず確認しておきましょう。

大きなたるみは外科施術を選ぶ

ハイフはたるみの改善も期待できますが、大きなたるみの場合は外科施術を選ぶのがよいでしょう。

ハイフはある程度のたるみには十分効果を発揮しますが、大きなたるみには限界があります。 大きなたるみには、ハイフよりもフェイスリフトなどの外科的施術がより効果を実感できます。 外科施術は即効性が高く、ハイフでは改善が難しい深刻なたるみを解消できる点がメリットです。 施術後のダウンタイムはハイフよりも重くなりますが、効果は長期的に持続します。
また、顔全体のバランスや希望する仕上がりに合わせた治療計画を立てることができるため、より満足度の高い結果が得られるでしょう。

適切な施術間隔を守って受ける

ハイフの効果を安全に最大限に引き出すためには、適切な施術間隔を守るようにしましょう。

一般的には、3~6ヶ月ごとの施術が推奨されており、頻度を守ることで効果を持続させることができます。

逆に、頻繁に施術を行うと効果を実感する以上に肌への負担が大きくなり、炎症やトラブルを引き起こす可能性があります。 施術間隔に関しては個人差があるため医師のアドバイスに従い、計画的なスケジュールで施術を受けましょう。

まとめ

この記事ではハイフの効果はいつからなのか、長持ちさせる方法や注意点などを解説しました。 ハイフは高密度焦点式超音波を使用して、肌の深部や脂肪層に熱エネルギーを届ける美容施術です。 ハイフの効果は施術後1〜3ヶ月が効果のピークで、効果を長持ちさせるには定期的に施術を受けたり医療ハイフを選んだりするようにしましょう。

わたなべ皮膚科は、一般皮膚科と美容皮膚科の両方に対応しており、皮膚のお悩みはなんでも相談できる場所となっています。 美容皮膚科では、HIFUやHIFU Light、IPL光治療、ケミカルピーリングなどの治療が受けられます。 皮膚について少しでも気になる点や悩みがあればぜひ一度ご相談ください。

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